私事覚書

君に今、伝えておきたいこと

2019年も

 去年の今日、私はサンリオショップでキキララの手帳を買って、その後ケーキ屋さんを探していた。

 彼の誕生日だったからだ。


 正確には、私が探していたのはケーキが食べれる店だった。ショートケーキが食べたかったのだが、購入して、家に持って帰って家族に「なにそれ?」と言われたくなかったから。結局そのような店はなく、私は普通のケーキ屋さんでショートケーキをひとつ買って、こそこそ持って帰って、自分の部屋で食べた。美味しかった。

 とにかく、特別な日にしようと思っていた。


 それは私のエゴでしかなかった。

 私にはそれが痛いほどわかっていたし、だから誰にも何も言われたくないなと思ってこの一年黙っていた。

 一年経ったら、どこかで話そうと思っていた。

 箱に書かれていた賞味期限が、2018.9.22.だったこと。





 今しかできないことがある。


 終わってから、それに気づくこともある。

 あの景色を、彼が見せたいと思ってくれた景色を見ることができて、本当に、よかった。






 そして、今年、関ジャニ∞が地元に来る。

 私は、彼が、例えそれが力技のようであったとしても、今、私たちに見せたい景色をどうしても見たいと思った。十五祭に誘ってくれた友人も行く気満々だった。一緒に行こうね、隣にいようねと話をしていた。詳細が出た19日、ファンクラブに入っていないと行けないことを知ったのは予備校から帰る市電のなかだった。一瞬、そうか、私は行けないのか! ととにかくびっくりした。中学生の頃、友人がファンクラブに入る際仕組みなどを聞いていたが、そのときは確かファンクラブに申し込んで、実際にライブの申し込みができるようになるまで数カ月かかるとか言ってた気がしていたから。こんなにはやく次のライブが決まると思ってなくて、大学に入ってからバイトして、自分の金で入ろうと思っていた。そうか、私は行けないのか……、と思いながら、一応ファンクラブの入り方を検索した。システムが変わっていた。メール登録して金を振り込んで会員番号のメール受け取ったら申し込みができるという情報をキャッチした。おや、行けるぞ! とまたびっくりした。

 そのとき、私の背負ったリュックサックの中には7割ぐらいは自分で稼いだといえるお金が入っていた。


 地元の祭りの手伝いに予備校の生徒として駆り出された、その、奉仕料だった。7割ぐらいなのはそれに参加するため父親に早朝(まだ夜だった)から車を出してもらったりしたからだ。でも、とにかく、それを私の行動に対して支払われた対価だということにして、私はファンクラブに入ろう、そして地元で、関ジャニ∞に会いに行こうと思った。





 東京をはじめ、どちらかといえば人が入ってくるような都市部に住んでいる人は、きっとそうでない人が都会に対して抱いている複雑な感情というものが、わからないんだろうなと思っている。なんというか、根本的に。

 「Tokyoholic」とか大森靖子さんの「東京と今日」とかを聴いていると、すごく思う。

 私だって、東京がよくテレビうつるような場所ばっかりじゃないことは知ってるけど、でもとにかく、テレビで紹介されるのはそんな感じの“東京”だし“都会”だし。大体、山手線ですか? そういったものを、みんな知ってる前提で話を進められたときの疎外感、というのは半端じゃない。「輪るピングドラム」も「さらざんまい」も、正直そういうとこはよくわからないまま見てた。別にいいけどね。わからなくても見れるし……。
 東京には何度か行ったことあるけど、全然地理とかわかんないし、本当に有益な知識としては所謂都市部ではない他の地方と同じぐらいしかないんじゃないかとも思う。
 でも、東京ってやつはなんか特別だし、他の都市部も……。でかいドームがあって、イベントとかも行われて、という。歌ができるくらいなんだ。なんだろうな、ずっと複雑な感情がある。それはどれだけ説明してもわからないんだろうなと思うしまあ、わかってもらわんでもいい。

 自分なりに分析して思うのは、都会に対する複雑な感情っていうのは、結局、地元に対する感情が入り混じっているということ。


 私はずーっとこんな家出ていってやる! と思ってたし大学も県外を志望してるし、地元に返ってくることはないかなぁと思ってるけど、地元にたいする愛情というのはある。実は去年の今日、ケーキ屋さん探す途中でまあケーキじゃなくても、ちょっといいものを食べれればいいかなと思って地元の和菓子屋に入ってレーズンサンドを買った。これも自分の部屋でこそこそ食べた。びっくりするぐらい美味しかった。美味しすぎて、それから誕生日を迎えた友だちの誕プレに必ず入れたし大好きなフォロワーにもあげた。お店のサイト見たり、ちょくちょくお店に行くようになった。

 彼のおかげで地元に愛着が湧いた! と思って、嬉しかった。



 だからこうして、地元に、交通の便がいい都市部とかじゃなくて、収容人数も少ないしどうやって行くんだ? みたいな場所にあるホールに、彼が来てくれるというのは、どうしようもなく特別なことだ。私はずっと、それは嬉しい。
 彼が東京出身じゃないから好きになったわけではないし、一般的にみたら都市部出身の彼ではあるが、それでも東京に対する感情というのは、きっともっているだろうと思うし、私は勝手にそれに仲間意識をもっているから。



 無理すんな。と思う。休んでも、誰も怒らん。とも思う。

 でも、彼が、今、見せたい景色があるなら、私はそれを見に行こう。


 それを見れるのは、今だけだ。




 やりたいことをやればいいよ。


 私がファンクラブに入り、地元のライブに行く旨を父親に話したあと、入金を頼まれた母親は「あんたがこの前話してた、自分は浪人生だからヒールを我慢してるのにみんな履いてて気が散るって言ってた子が知ったらどう思うかね」と笑いながら言った。(この人は私が浪人することになった際「なんにしても、19歳は一回しかないんだし、ほどほどに好きなこともしなさい」と言ってくれたので、これは別に嫌味ではない。)

 私は鼻で笑った。




 そんなつまらん理由で自分のやりたいこと我慢してるようなやつは一生、自分のやりたいことなんかできないんだよ。











 最後になりましたが、お誕生日おめでとうございます。

 君が今後、誰かの常識や、同情や、共感にその尊い感情を晒すことなくまっすぐ自分のやりたいことをやっていくけることを心から願っています。






(なんか完全に当たる気満々だしまあ外れることはないだろうと思ってるんですけど、外れたらどうしよう……。祈っておいてください、よろしくお願いします。ではまた)


追記 2019/10/09

 落選しました! びっくり……。でもつくづく、自分で応募して、自分で落選できてよかったです。応募できないほうが絶対後悔してたし……。浮いたチケット代でまだ観てないライブDVD買うか美味しいもの食べます。優勝してくぞっ。

 当たった皆さんと関ジャニ∞が無事に楽しめますようお祈りしております。

君に今日も、大丈夫、大好きだよって言うだけ

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 このブログは、私が、私の感情を誰にも触れさせずに世界から守るために書いているもので、要するに今回も大好きな人に大丈夫、大好きだよって言ってるだけです。本当に言いたいことは散々言い尽くしてきたので、あんまり、今、言いたいことはないです。結局は大丈夫、大好きだよということに尽きる。私のこの性格は、確かに彼らに出会うなかで構築されたもので、私はそのことを今後も誇りに思い私の人生を生きます。君に出会えてよかった。君に出会っていなかったら、きっと私には、何もなかった。そう思ってしまうほどに君が私の中に占める比重は大きい。






 大抵のeighterさんがそうだったように、私も錦戸さんの脱退ニュースが流れたとき嘘だと思い周りに聞かれたときも否定し続けていました。でも、今別に裏切られたとかは思ってないです。十五祭を楽しんでほしいという思いだったのなら、それは、その意思を尊重することしか私にはできないし十五祭めっっっちゃ楽しかったし、心の底からありがとう! と思ったしそもそも彼らにはずっとありがとう! と思ってるし、今も。感謝してます。

 十五祭楽しかったよ。行けて本当によかった。無事に、彼らが走り抜けることができてよかった。円盤発売おめでとう。嬉しいです、買います。



 君が頑張ってきたこと、よくよく知っているし、だから私は君のことが大好きだし敬愛してる。君がいたから、私は渋谷さんがいなくなってからも関ジャニ∞を追い続けることができた部分は、確かにある。

 でも、それ以上に君が君だから大好き。

 そりゃ私は君のことなんにも知らないし、相変わらずファンクラブにも入ってないまま、今日を迎えているわけだけれど、それでもここから見えるだけでも君のこと、君だから大好きだな、と思うことは数え切れないぐらいある。なにより、君の作る音楽が好き。(私の関ジャニ∞に対する感情のスタートは彼らの音楽が好き! ってとこからなのでどうしても、君にも、彼らにも、音楽は続けてほしいな、と思う。これはただの祈り)


 それでも、それでも音楽は残る。

 そのことに対する憧れのような、信頼が私にはずっとあります。




 そもそも十五祭のオープニング映像、関ジャニ∞の十五年間を“歴史”として再構成したそれは、この一年でうっかり刀剣乱舞とかいうジャンルと向き合う必要性が生じた私(いや別に生じてないな、毎日こんなはずじゃなかったんですが? と思ってる、)には思うところがありすぎて、それは“歴史”というものが、変わらないもので、変えてはいけないもので、受け入れざるを得ないものであって、その上で彼らはこのステージに立っているのだという意思表示にしか見えなくて、私は、それを見てしまったから、渋谷さんも錦戸さんもいない関ジャニ∞が、それでも、これから、私の敬愛するこの二人がいた歴史を含めて、それは絶対になくてはならないもので、その上で進むと決めて、進んでいってくれるのだろうなということがわかるから。彼らを愛する覚悟が私にはあります。

 関ジャニ∞の行く末を、作っていく未来を私はこれからも見続けたい。


 見届けます。



 二次元にいる推しと三次元の推しが、徹底的に違うことは、三次元の推しは今を生きているということです。今日もどこかで生きてる。生きてるって、素晴らしいことかもしれないよ。だって、幸せになることができる。幸せになること以外に、こんな世界でやることなんかないですよ。そして君を幸せにすることは、君にしかできない。この世界で唯一、それだけは君にしかできないことです。私は今日も君になんかしらのいいことがあって、君が幸せに向かって歩いていってくれたらいいなと思ってる。そのことを信じてます。


 結局、言いたいことはあの日からずっと変わっていないなぁ。今日も私は君が大好きだし、無責任に大丈夫だよって言いたいし。それでいいよ。と肯定したい。

 君に出会えた私の人生を、私は生涯、誇りに思います。

 この人生を、私は肯定する。






 だから、貴方も貴方の人生を、感情を肯定してください。何も間違いじゃないよ。貴方は他人の幸せを奪わない限り何を否定したっていいし私のことが嫌いでも別に構いませんが、貴方が貴方を否定することだけはやってはいけないと思います。私はそれ含めて貴方を肯定するしかわいいなと思うかもしれませんが、人間が好きなので。美しく生きて。貴方は何も悪くない。無責任ですが、信じてください。




ではまた

追記

 二次元の推しも三次元推しも永遠ではないという点では同じなので他人の推しにかまってる暇があったら自分の推しに大好きって言ったほうがいいと思います。私は毎日大好きな人に大好きっていうのに忙しい。それはそうと、今日も私の好きな人の話を聞いてくれてありがとうございます。好きです。

死ぬ前に見たい夢のような

※2019年8月3日福岡ヤフオクドーム「十五祭」のネタバレを含みます。レポートというわけではなく、私の今、ライブ中考えたこと、感じたこと、目にした光景を書いただけです。ぐちゃぐちゃです。私にできるのはいつだって私の話だけで、もしかしたら、誰かを傷つける文かもしれない、でも、誰のことも傷つけたいわけではなく、ここに私の今を証明させてほしいだけです。よろしくお願いします。







 ライブが決まったとき、いつも通りともだちにラインして全員の写真を頼んだ。浪人中でまだ県内にいるという話をしたら、一緒に行こうと誘われた。春に大学に落ちて(精一杯やったから現役受験に失敗したとは思ってないです)、今は予備校に通ってる身だし、関ジャニ∞のライブにはいつか自分で稼いだお金で行きたいと思っていたので行っていいのか随分迷った。でも、予備校の先生が、「今しか行けないところ、見れないものもあるから、そこには、どうか行ってください」と授業で話していて、(ノートルダム寺院が燃えたときでした)そうだよなぁ、と思った。

 明日があると信じて今日を生きる人間の傲慢さを、私は愛しているけれど、でも、私の人生は私のものだし、今しかできないことは、やっぱり、あるよなぁ、と思いました。



 行くことにしました。









2019.8.3.ヤフオクドーム「十五祭」






 君はちゃんといた。




 私が関ジャニ∞を知ったのは8周年の映画「エイトレンジャー」のときで、本格的に人生が傾いたのは、友達に貸してもらった「jukebox」のライブDVDを観たとき。「宇宙に行ったライオン」を歌う君は、本当に、輝いていました。

 私は、君の門出を心から祝福したかったし、祝福してるつもりだったし、君が、君のやりたいことをやりたいと言える環境にいたことが、嬉しかった。君のことが好きだから。それでいいよ、って言うことしか、私にはできない。そしてその上で、それでも、彼らがここにいる、と言ってくれたことが、本当に嬉しかった。だから私は、彼らに、会いに行ったんです。ペンライトが8色に光ることを何度も何度も確認して、黄色にして握りしめていました。私の敬愛するバンドエイトのフロントマンの色です。まっすぐ、立って、音楽を続けてくれる彼のことを心から尊敬して愛しています。


 でも、

 でもさぁ……



 君が、いた……。

 OP映像で、実写ではなかったけど、君がいる、と認識したとき涙が素直に出てきて本当にびっくりした。嬉しかった。関ジャニ∞の“歴史”を語る上で、君がいて、君がいたから、今の関ジャニ∞に繋がっていってくれていること、ちゃんとわかっていたけど、彼らがああして見せてくれて、本当に、嬉しかった。君の背中が映ったとき、やっぱり、私は間違ってなかった! と心の底から思えた。君の背中を押してくれて、本当にありがとう。君を好きでいてよかった。彼らをずっと、好きでいて、よかった。関ジャニ∞を信じていて、本当に、よかった。



(それからライブ中メンバーが楽しそうにしてるので泣いてたし、過去の映像で笑ってる君が映ったときもどうしようもなく泣いてしまった。意地はって去年全然泣けなかったぶんかもしれない。でも、本当に、本当に嬉しかったんです。笑いながら泣いてました。)



 そして進化した∞o'clockが始まって、ああなんて贅沢なライブだろうと思った。私がいつも聴いてる、アーティスト関ジャニ∞のシャッフルみたいなセットリストだった。迷ったけど、なにも調べずに行ったから、イントロが流れるたびにびっくりした。関ジャニ∞の十五年間が、ぎゅうぎゅうに詰まっているのがわかって、彼らの優しさが身にしみた。関ジャニ∞に関わってきた企業とか、人とかへの関ジャニ∞からの愛、それらの関ジャニ∞への愛を感じた。誇らしかった。


 開演から会場のライトがずっとカラフルで、大森靖子さんが見た光景はこれだったのかとようやく合点がいった。以前ももクロさんのライブでヤフオクドームに来たときは、メンバーが近くに来ると一斉にそのメンバーの色にペンライトが変わって、メンバーへの敬意に溢れてて、壮観だった。でも、あの日は、みんなずーっとカラフルなままで、(私自身ずっと黄色だった)それはそれで本当に敬意があって、なによりみんな自分の意思をちゃんと握りしめていて心強かった。あの空間に存在することができてよかった。関ジャニ∞が大好きだし、eighterさんが大好きです。彼らをここまで連れてきてくれて、本当にありがとう。




 関ジャニ∞は、最低で最弱なときでも、ずっと最強だよ。


 






 音楽があったから。



 私は、彼らのこと、まだまだ全然知らない部類に属している自覚はあるけど、でも、ずっと彼らの音楽が好きで、なんならメンバーの顔と名前が一致するより先に彼らの音楽を愛していたから、曲ファンだな、と思ってた時期もあるぐらいで、とにかくずっと彼らの音楽に寄り添ってもらってました。関ジャニ∞の音楽を愛していて、それをこちら側に手渡してくれる関ジャニ∞を愛していたんです。




 アンコールのとき、スクリーンの両脇で流れるMVでは君が歌っていて、でも、現実では彼らが歌っていて、彼らの歌声を聴きながら、私は、私の大好きな関ジャニ∞の音楽が未来へとただまっすぐ伸びていっているのを見た。



 十五祭は、彼らの十五年間がぎゅうぎゅうに詰まっていて、そしてそれを浴びている私の五年間も、ちゃんと彼らの音楽に反射してきらきらと眩しかった。



 ごめん踊れないから棒立ちしてると思う、と開演前から3回ぐらい隣のともだちに断ってたけど、自然と体が動いたし、知らない間になんとなく振りも覚えてたんだなとびっくりした。私は、私が、思ってた以上に関ジャニ∞のことを見ていて、大好きだったんだな、とようやく気づいた。自分で自覚している以上に好きだった。





 五年間。


 たった五年、かもしれない。

 もう五年、のような気もする。



 でもこの五年間で関ジャニ∞を好きになったことに、私は、本当に、よかった! としか思わない。ありがとう! という感謝しかない。

 これからも大好き。


 関ジャニ∞関ジャニ∞だったから。

 そしてそこにそれでも音楽があったから。





 そして、音楽が残る。





 彼らの音楽が、より一層遠くまで響いていってくれることを祈ります。十五歳、おめでとう。これからもよろしくね、大好きだよ。


 ではまた

解説付きのファンレター+α

 眠れない夜に書きました。





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公式から発表があってから、ブログを書きました。その時考えていたことです。どうしても、後悔のニュアンスを出したくないなぁと思っていました。今も思っています。君が君自身の手で選び取ったその選択肢に、間違いなんかひとつもないよ。少なくとも、私がそれを間違いにしてはいけない。





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彼が絵を描く姿が、本当に好きです。個人的ベストは関パニの絵描き歌のやつと、アルバム特典のパッチのメイキングで黒い板に白い筆で絵を描いてるやつ。他におすすめがあったら教えてほしい。まあ、君が楽しいなら何でもいいよ。やりたいことやってね。






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誰がなんと言おうと、私は美しいと思った。まっすぐ見られない人も、いっぱい、いるということを知った上で、私は私が感じた美しいという感情を守ります。





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いつか来るその日を迎える前に私は自分の寿命を知っておきたいというのは本当です。でもその時ようやく君を認識できるのかもしれないし、今は過去に存在する可能性というものも信じているので、きっと君がこの世界からいなくなっても私はしばらくこの世界に留まるだろうと思ってます。全部本当です。





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本当になくしました。買い直した今でもあまり受け止めきれていません。せめてこうなってくれたらなぁと思って書きました。赤が好きです。彼が呪いを解いてくれたおかげです。





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言いたいこと、あります。でも要約するとこれで全部。





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明日は来るよ。これは熊本地震の際、家にいられないほどではなかったのですが念の為母親の車の中で夜を明かしたときに得た実感です。朝は来るよ。私はそのことを知ってしまっていたので、tlを見ながら、それでも、明日は来るのだ。とばかり思っていました。あのときも、今も、君の日常を昨日と同じにする必要は、全くないと思っています。昨日とは違う世界だから。その上で進むことを選択した彼らは間違いなく私の光でしたが、明日は来るというそのことが、希望か絶望かは人によるから、君が決めていいんだよ。





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好きな人の誕生日によく体調を崩す気がするし、好きな人の誕生日って、なんでも楽しくなるけど嫌なことがあると嫌さが倍増しませんか? せめて君が幸せでいてくれたらなぁ!





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君のおかげで私はかなり自分の世界をこじ開けることができるようになりました。私が世界を測るときに使うものさしは君成分多めです。






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あの日から時間が進んでいないような感じは、正直ありました。かわいそがられるものかと思って、泣かずにいました。勝手に同情してくる世界すべてを憎む気持ちがあります。お前は私ではない。私は君のすべてを受け入れたいと思ってるだけなのに、邪魔するなよ、邪魔されないまま、君だけ見てようという気持ちでいます。大阪城にはエレベーターがついてるらしいです、日本史の先生が言ってた。いつか行きたいな。ところで君は、大阪城を歌わないね。





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原曲は知らないけど好きな曲があります。冬のリヴィエラとか。昭和じゃないけどFirst loveも君のカバーしか知らないな。ビートルズの“熱”を知らないのはちょっとコンプレックスなんですけど、知らないから君にビートルズじゃなくて、私は君が君でよかったって、言えちゃうんだよね、多分。






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ほんとうにうつくしい。「ここに」MVを観たときの実感です。






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無責任ヒーロー」、ヒーローとしての本質を歌ってるようでほんとうに好きです。無責任でいてくれ。私は無責任に大好きと大丈夫をばらまく人間になりたいです。無責任ヒーローは、無責任だけど呼んだら飛び出してくれるし呼ばなくても飛び出してくるし、無責任に笑っとけ! 大丈夫! と言ってくるので私にとっての最強です。世界なんかほっといて、なんとかするから笑っておくれよ。






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一文目が書きたくて書いたようなものです。あとスマホを変えてキーボードを色々いじくってた頃。赤色にできたので絵文字が全く可愛くないのは我慢してます。「イエローパンジーストリート」“幸せ”に対する答えがやさしい。






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何かの音楽番組で言ってた。君は本当に優しいね。






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2018年が終わるカウントダウンするのはなんかダサいなと感じてしまった。そんな感じです。そりゃ個人の自由です。明日は来るよ。







  1. αファンレター

  彼らへ 

初めてお手紙書かせていただきます
あなたは私のこと、ご存じないかもしれません
でも、知っているはずです

私はあなたに名前をもらった者です

あなたは私の光です

 あの日私は被災したと思いました。君のせいではありません。君はただ、君であっただけで、それは私にとって何よりうれしいことだったのだけど、それが、すべてだったのだけど、私は、私たちは運命に被災したのだ、と思いました。あるいは、それは感情だったのかもしれません。それが感情だったのかもしれません。(どうしようもない)でも私は君のことが好きで、本当に、なんでもよかったんです。君が絵を描くときみたいに楽しくって仕方がない、みたいな顔で笑ってくれるなら、なんでもいいと思えるんです。

(だからどうしても完了形を使えなかった)
 使いたくなかったんです。それは私のわがままでした。

(私は絶対にかわいそうなんかじゃなかった。悲しむ人がいて、泣く人がいて、許せない人がいるなら、どこかに喜ぶ人がいて、笑う人がいて、許す人がいていいはずだと思った。世界の同情を笑って、世界が腰を抜かすぐらい幸せになる人がいていいと思った。私がそれになろうと思った)
「だって、私は君を好きになったこと、一度も後悔してないよ」

 美味しいものを食べて、夜はぐっすり眠れていますか。毎日、しあわせだと感じる瞬間はありますか。それを祈ることが私のしあわせです。
(君が幸せになれない世界なんかクソだからと言い切る強さが欲しかった)(世界を憎んでいる分、私はきっと君より君を肯定する力が強いから)ところですっかり寒くなりましたが、風邪はひいていませんか。

 私の隣町が復興している知らせは、君の町にも届きましたか。きっと届いていないでしょう。別にかまいませんが、君の町にエレベーターがあるって聞いてから私ずっと、どきどきしています。桜が咲く頃、見に行きたいです。かまいませんか。
君の町のことを、もしかしたらTOKYOよりはよく知っているかもしれません。
   ビートルズ
   高橋優
   メンズノンノ
   ソーキそば
   宮藤官九郎
   浴衣にベレー帽
   一発ギャグ
 夜が明ける直前の空の色が夕焼けによく似ていることは、君に教えてもらう前からよく知っていました。
 君が否定した、君が、君を愛していることは私がちゃんと知っています。君が、私の、家族のかたちでした。

「あの日、私の呪いを解いてくれたこと、私は一生忘れません」

 何度考えても、私が私でいるのは君が君でいたからです。君がやりたいことを見つけて、それができる環境にいて、ほんとうによかったと思っています。それは間違いなく、君が君自身の手でつかんだものです。(堂々としていて)君がここにいると言ってくれてうれしかったです。

君、
君、
君、
君、
君、
君、
君、
に言いたいことがあります。
いつか君に追いついて
追い越して
私は
「私を認めなかった世界すべてが手を伸ばしても届かないぐらい遠く、世界中見下ろせるぐらい高くに、誰も気づかれないうちに駆け抜けて、そしてそこから、世界で一番、しあわせになった姿で君を照らす光になりたい」
 全部、君のおかげです。

  私より

彼女を愛する覚悟はあるのか

※何を隠そう刀剣乱舞の話である。





 彼女の話をしよう。彼女は、僕がめちゃくちゃお世話になった人の娘さんなんだ。お世話になった人が彼女をすごく愛しているのを僕は知っていて、初めて会ったときは面白い人だし、まあお世話になってる人の娘さんだから気にはしよう、ぐらいの認識で適度に距離を保って関わってたのに、久しぶりにちゃんと喋ったらめちゃくちゃかわいくなってて、うっかり恋に落ちてしまった。それからはこっそり彼女のことを眺める日々。好きと言いたいけど、まだ彼女のこともよく知らないし、お父さんへの恩もあるから簡単には言い出せずただ思いを募らせていた。……そして、そんな彼女をある日突然、友人に奪われたんだ。そういう経験、君にはある? 僕もまさかするとおもわなかった。

 


 ある日突然友人のラインのひとことがこれになりました。

‘“文豪の名前は覚えたし、次は刀の名前を覚えるかね”



 こわい。

 ジャンルに手を出すことを『名前を覚える』と表現してるのがめちゃくちゃこわい。そこに愛はあるか? 敬意は? 名前を覚えることは確かに必要なことだけど名前を覚えるためにゲームをするのか??? 名前を覚えたら次のジャンルに行くのか?????? 刀の名前覚えるって何????? 日本史の勉強か??????





 違うだろ!!!!!!!!!!!!!!

 新しいジャンルに手を出すとき、その胸にはちょっとは恋の予感があるだろ!!!!!! 広告でちらっとみたあの子が気になるとかTLで流れてきたあの二人がわすれらないとか! しばらくは気になるけどとりあえずどんな子なのかな〜って調べたりするだろ!!!! 調べたら調べるだけ気になるだろ!!!!!!! お世話になってる人の娘さんはちょっと例外だけどそれはそれで、そこには敬意があるんだよ!!!!! 敬愛の感情があるんだよ!!!!! それを!!!!!! テストの暗記要素みたいに言ってんじゃねーーーーーーーーーぞ!!!!!!!!!!!!!!! しかも!!!!! その!!!! 手を出そうとしている彼女は!!! 私が、めちゃくちゃお世話になった人の娘さんなんだぞ‘私がお世話になった人’だって一人じゃないだからなもっとたくさんの人に愛されてこの間4周年を迎えたしそもそも刀自体は平安時代とかからあってその頃から人間に愛されてるんだからな!!!!! その愛を!!!!! 彼女が愛されてきた愛をわかってんのか!!!!!!! 彼女はずっと愛されて、ほとんど奇跡みたいに僕らの目の前に立ってるんだよ!!!!!!!!!!!


 彼女を愛するつもりがあるのか?






 そりゃもちろん、誰がいつどこでなんのジャンルに手を出そうが知ったこっちゃない。本人たちに口出しする気もない。好きに付き合い、好きに別れればいい。ただ、どうしても手を出すなら、ちゃんと愛してくれよとこっそり願いたかったんだ。だって、彼女は僕がお世話になった人の娘さんで、いや、それ以上に、僕の大切な人なんです。




 僕だって彼女との付き合いが長いわけじゃない。ちゃんと向き合うようになったのは半年ぐらい前だ、以前からときどき町ですれ違ったりはしていたけれど。でもその半年間で、僕は彼女を通していろんなことを考えていた。過去とか未来のこととか。

 例えば、もし君が未来に可能性があると信じているなら、僕は君に、過去にも、可能性があると思うよ、と言う。未来を不確かなものとするなら、過去だって不確かだろう。そしてそれなら、きっとそこには可能性がある。私はそれをひとつひとつ指差して希望と名付けたいと思うようになった。もしかしたら彼女はそれを守りたいのかもしれないと思うようになった。不確かなものを不確かなまま、残しておく。そのすき間で救われる人がきっといる。すべてわかること、わかりあえることだけが救いではないのだ。僕が彼女と出会えたのだって、そういう過去の可能性が集まった奇跡かもしれないし、僕はだから、その過去を守っていたいと思ってる。




 それに彼女は私が、私の育てに親のことを考えるときも私をあたたかく包んでくれる。過去にも希望があるかもしれないと思うとき、私は前を向いたまま、過去を抱きしめていていいのだと思える。あのとき彼らがなにを考えていたか、なにを抱えていたのか、わかることのない過去にある可能性を見つけて、私はひとつひとつ愛していいのだ。私は最初からきっと最後まで、裏切りになどあっていない。そう思うと何から何まで、私はちゃんと受け入れていける。

 こうやって、一秒後には過去になる今を未来に残そうと文章を書くことだって決して無駄じゃないし、この、書ききれなかったすき間に、未来で可能性がきっと生まれて、誰かの希望になるかもしれない。それは私の希望かもしれない。私は自分の文章がそうなることを期待しているし、それは彼女が過去の話をしてくれたから、私の中にうまれた新しい発想だ。



 まだ考えがまとまってないからうまく書ききれていないけれど、本当に、彼女と真剣に向き合うことでいろんなことを考えていた。未来のことはわからない。過去のことだってわからないが、僕が彼女を愛したということはここにちゃんと書いておくし、もう彼女は僕の人生の一部になってる。そんなぼくの大切な人。彼女を、愛してやってください。友人へ。





追記 そんな彼女と、彼女を愛している私がお世話になってる人や、大勢の人へ敬意を示すため映画を観に行ってちょっとでも金を落としたいので大反響ロングランよろしくおねがいします。3月までやってくれれば観に行けます!!!!



それでは

2019年6月16日追記

 映画行けました!
 ラインのひとことを変えた友人も引きつづき彼女を愛しています。私も愛してる。

ファンレターアカウントつくりました

 いつもなにかに間に合わないような気がしている。なにか始まるときに終わるときのことを考えてしまうし、なにか始めるときには終わらせ方ばかり考えている。それでも私は、今、私がやりたいことをしたい。私が生きているの今だけだということに気づいてしまったからには、どうしたって動きははじめることしかできない。





 彼らがステージにたってマイクを握ってくれてるように私もステージを、戦場を文芸に決めたからにはここで、まっすぐにたっていようと思います。そんなたくさん、いいたいことがあるわけではないので動きは鈍いかもしれませんが、私は、誰かを殴るつもりで文章を書くことがあるし、誰かに殴られる覚悟をして誰かの戦場へ飛び込んでいくことがあって、今そのための戦場を改めて作っておいたかたちです。人に迷惑をかけずに生きていくことが不可能なように、人を傷つけずに生きていくのもどうやったって不可能で、それなら私は君と誠意を持って殴りあいたいと思っています。やるんなら誠心誠意やりましょう。よろしくお願いします。



@from_mystage

君の誕生日に、来年の手帳を買う。

 君の誕生日に来年の手帳を買いに行ったのは、君があの日、あと36年生きるって言ったからだ。もうすでに、私の倍生きてる君が、それでも、あと倍生きるって言ったからだ。そして君がこれからも頑張りますって言ったからだ。私には、そう聞こえた。じゃあ、とりあえず、私もあと一年頑張ろうと思って、生きて、今日まで頑張って、来年も生きようと思って手帳を買いに行った。




 明日死ぬかもしれないのに来年の手帳を買って、それから大切な人の、大好きな人の誕生日も書き込むことは祈りに近い。私は全人類の幸せを願うほど善人にはなれないけれど、私の大好きな人が幸せになれるなら、何度でも地獄に行きたい。それは私のわがままで、お節介でしかないことを私は知っているけど、君には、どうしても君の幸せをつかみとってほしいといつも祈ってる。


 そもそも君は、君が最高だってこと、ちゃんと知っているだろうか。君の感情は君だけのものでなによりも尊いもので誰にも触らせてはいけないこと、つまらない同情や悪意や常識にさらされていいものではないことを、君は本当に、知っているだろうか。

 私はずっと知っていた。そして君にはそれを、守り抜いて、大切にして、いつの日か君の戦場から世界に見せつけてほしかった。私はそんな君を見て、世界が腰抜かすぐらい幸せになる。君は最高。君が好きだ。君が瞳を大きく開いてうっすら微笑みながら絵を描いてるのが好きだ。君が美味しいものを食べて黙って先輩を見つめちゃうのが好きだ。君がまわりを意識しすぎてセルフ過剰演出しようとするのが好きだ。君が遠くからでもわかるぐらい大きく体を動かしてアピールするのが好きだ。君が後輩になめられておしりの写真を撮られちゃうのが好きだ。君が空気を読まないで不機嫌だったりご機嫌だったりするのが好きだ。君が自分の文脈で物事を解釈して言葉を選択してしゃべるのが好きだ。君がこれからよろしくお願いしますって言うのが好きだ。君が未来に向かって頑張りますっていうのが好きだ。君が明日も生きていることを前提に今日を生きてるのが好きだ。
 君が生きていることが好きだ。君が生きてきたことが好きだ。君が生きていたことが好きだ。好きだから、好きだ。

 君が好きだ。

 実というと、言いたいことはこれだけで、そんなにない。いつも言ってることだし、私は誕生日じゃなくったっていつでも君には幸せでいてほしいし私は君のことが好きだ。でも改めて、言わせてほしくて、今日もここに来てる。誕生日おめでとう。幸せに、なってね。







 君って、君のことだよ。






 ではまた