私事覚書

君に今、伝えておきたいこと

私の赤は渋谷さんの色

 赤は女の子の色だった。
 だから私は赤が嫌いだった。



 いつだって私が話せることは私のことだけで、私じゃない誰かのことなんて話せないし私以外に私のことを話させてはいけないと思ってるので今日も私は私の話をします。私の生活する地方は梅雨明けしてめちゃくちゃ暑いです。晴れてます。そちらはどうですか。空は今晴れていますか。曇りですか雨が降っていますか。君は晴れが好きですか雨が好きですか。私はお気に入りのスニーカーがはけるので晴れが好きです。ラーメンは何味が好きですか。私はうまかっちゃんが好きです。何色が好きですか。私は、赤が好きです。



 小さい頃、赤は女の子の色だった。私は何かそういう、女の子っぽさを押し付けられるのがいやだったのか、恥ずかしかったのか、赤やピンクやハートとか、そういうものがどうにもだめだった。赤いランドセルは嫌で水色がいいって言ったのに、母には赤にしなさいって言われて、できるだけ鮮やかじゃない、紫っぽい赤を選んだ。小学校で注文するコンパスは赤と青の二色で、私は青を選んだ。母が買ってくる服や筆箱はピンクだったりもしたし、選択肢がないときもあったけど、ずっと、ずっとなにか苦手だった。嫌いだった。渋谷さんはそんな私の前に現れた絶対的な、赤色だった。


 私と彼らの出会い方はブログ記事の「君の人生に、これからに、大丈夫。大好きだよ。って言いたいだけ。」http://mylights.hatenablog.com/entry/2018/04/15/160349
で書いてるのでここではちょっと割愛しますが、とにかく私が彼らに心底惚れたのは友達に貸してもらったライブDVD「JUKEBOX」の宇宙に行ったライオンで、その時渋谷さんは赤いマイクコードを手にぐるぐる巻いて歌ってた。衝撃だった。強い赤だった。こんなにも強い赤色を私は見たことがなかった。それから私の赤は渋谷さんの色になった。



 赤色、好きですか。私は好きです。

 渋谷すばるという人間が背負ってきて、私に見せてくれた赤が好きです。

 赤は渋谷さんの色で、渋谷さんはめちゃくちゃ強く見えて、実際めちゃくちゃ強くて、私も強くなりたくて、晴れの日は靴紐を赤に変えたスニーカーをはきます。赤いイヤホンで音楽を聴きます。この前、赤色と黄色のヘアピンを買いました。赤はこれからも私を強くしてくれる色です。私は赤が大好きです。

 彼が旅立っても、それでも、くちびるくんは赤いと思います。

 
 君はどうですか。何色が好きですか。どう思いますか。



 いつだって、私の言葉は君にだけ届けばいいと思ってる。だから君はどうかなっていう、それだけが私は知りたい。4月15日から毎日はてブを徘徊して、いろんなEighterさんのブログの読者になってて本当によかった。知ることができてよかった。Twitterも、めちゃくちゃリアルタイムで、刹那的で、それはそれで好きだけど距離が近くて抜け出せなくなっちゃうと時間がないときはつらいのであんまり顔出せない。私はでも、ツイートもブログも、君が君のことを表現してくれる、その努力に報いたいと思ってる。勝手だけど、本当に。努力が報われないだなんて、絶対に思わないで。私に、私じゃなくても誰かに、自分でもいいから、見せてほしい。


 Eighterさんの書いたブログを読んだり、あの三日間をtlで皆さんと共有することができて、私は本当に関ジャニ∞さんが好きだしEighterさんが好きだし関ジャニ∞さんの作り出したこの状況が好きだ、と思いました。あんなにも人間に愛されている人たちを、私も愛することができて本当によかった。大好きだと言えるようになってよかった。名前を受け取れてよかった。

 私が知らない過去の彼らを知るたび、私はあの頃何をやっていたんだろう? と思うことがないといったら嘘になるんですけどそれでも私がこうして彼らに出会えて大好きになれたことを後悔したことは一度もありません。彼らはいつだって私の最高を更新してくれる、私の人生の最大の物差しです。私は彼らを通してアイドルを理解して、仕事を理解して、人生を理解していました。ファッションだって、彼らが憧れで、応答セヨをテレビで披露するときの錦戸さんのブーツとか、渋谷さんの帽子とかTシャツにジャケットとかいう組み合わせ方とか、安田さんの浴衣に眼鏡とベレー帽とか、全員のスーツ姿の着こなしとか、目標にしてます。私の絶対的な価値はこれからも変わりません。これからも大好きです。どうかあなたの好きなことをしてください。そういえば、渋谷さんはすごく楽しそうに絵を描くので私はViviに休憩時間絵を描いてたって書いてあって嬉しくなりました。音楽だけじゃなくって、ちゃんと、自分のしたいことをしてください。あなたの人生です。彼らも、彼ら一人一人の人生を生きてほしい。幸せを願ってます。私を拾い上げてくれて、肯定してくれて、許してくれてありがとうございます。私も私の人生で自分の幸せをつかみとります。君もね。よかったら、一緒に、世界が腰抜かすぐらいはちゃめちゃハッピーになりましょうね。無責任で無神経な大好きと大丈夫が必要になったらいつでも呼んでください。応援しています。私の戦場から。




 明日、君が見上げる空はどうですか。