私事覚書

君に今、伝えておきたいこと

君の人生に、これからに、大丈夫。大好きだよ。って言いたいだけ。

 すごくすごく個人的な、私の話をするね。私、ファンクラブに入ってないし、ライブにも行ったことないんけど、関ジャニ∞さんが、大好き。はじめて彼らを認識したのは映画「エイトレンジャー」を観に行ったときで、主題歌の「ER」がいいな、って思って、数日後TSUTAYAで「8EST」を借りた。ちょうどその頃ずっと仲のよかった友達もEighterさんになって、更に中学校で新しくできた友達もEighterさんで、彼らはずっと友達との共通言語で私はずっと彼らの音楽を聴いていた。ほとんど、音楽だけを聴いていた。こんなこと言うもんじゃないかも知れないんだけど、私、アイドルのことなんにも知らない。今も、そうだなって意識は強いけど当時はもっとだった。だからあんまり、ライブとかmvにも興味なくて、バライティーとかドラマとかもちゃんと観たりはしてなかった。そんな私だったけど友達はずっとCD貸してくれたりライブDVD貸してくれたりして、「ER2」からは自分で通常盤CDを買い続けてる。彼らの音楽を聴いてる。なんか、そんな感じだったから自分のことEighterって名乗れなかった。Eighterが大切な、大切な名前だってことは当時の私みたいなやつからでもすごくわかる。だから、私は名乗れないなって、思ってた。何かを好きになることは、きっとそんなに難しいことじゃないかも知れないけど、世界に向かって好きなもののことを好き、っていうことが私にはすごく難しかった。自分に自信がなかったから。でも、最近はちゃんと関ジャニ∞さんのことが好き、渋谷すばるさんのことが好き、って言えるようになった。リビングで堂々と音楽番組を繰り返し観れるし、関ジャニ∞さんの話をするようにTwitterのアカウントを作ったりもした。一昨日かな、ジャニオタってことが発覚した友達に「私関ジャニ∞さんが好き」って言ったら「Eighterさん?」って聞かれて、「うん」って、言えたんだ。本当に嬉しかった。私、ファンクラブに入ってない。ライブにも行ったことないけど、Eighterだよ。って、言えたんだ。
 もちろん、それにはこの一年ぐらいで私の彼らに対する姿勢が変わったって言うのもある。きっかけは友達にずーっと借りっぱなしだった「関ジャニ∞の元気が出るLIVE!!」のライブDVDを観たこと。このライブDVDに関しては皆さん一人一人に思いがあるでしょうから、私も私の感想を言います。私は、とんでもない人とであったんだなって、思った。大倉忠義さんがいなかったこと、倉子がいなかったことは本当に寂しかったけど。渋谷さんが8人でも7人でも6人でも、って。これが、関ジャニ∞ですって言ったこと。それは、すごいことだと思った。すごいことなんだよ。本当に尊敬する。きっと、彼はすごく“アイドル”のこと考えてるって気がする。メトロックで「関ジャニ∞っていうアイドルグループやってます!」って挨拶してくれるし、2018年2月号のviviのインタビューで「自分らがアイドルであるという自覚は常にありますよ。アイドルの定義? なんでもやるのがアイドルじゃないですか」って答えてくれた。私は、アイドルを知らない。でも、きっとだからこそ、アイドルに対して勝手に私たちが好きになって勝手に救われてくれることを許してくれる世界で最も尊い職業なんだという意識がすごくある。彼らを消費している自覚がある。だから彼らがそうやって“アイドル”をやってることに私は救われてた。大体こういうことに気づいたのが、このライブDVDを観たときだったんだ。私は、どうにも両親に育てられたという感覚が薄くって、母親も認めてる育ての母であるピアノの先生、人間に必要なことを教えてくれた英会話の先生をはじめ今までであったたくさん人や本や音楽や映画に育てて貰ってる意識があったんだけど、ほんと、∞さんにかなり人格をつくってもらったんだなって気づいた。今まで生きてこれたのは、関ジャニ∞さんがどこかで関ジャニ∞をしてたからだなって、自覚した。で、ちゃんと向き合わなきゃと思って、ちゃんと公式サイトをチェックするようになった。ファンクラブにも入りたいし、ライブにもいきたいって思うようになった。でも私はまだ自立できてないし、今ファンクラブに入ってもそれは自分で稼いだお金じゃないって思ったら、それは嫌だなって気持ちがあった。関ジャニ∞ファンクラブも、すごくすごく大切なものだってこと、ちゃんとわかるから。自分のはじめて稼いだお金で関ジャニ∞ファンクラブに入ることと、自分の稼いだお金でライブに行くことは私の夢のひとつになった。本当は、私が彼らに心底惚れた「宇宙に行ったライオン」も生で聴きたいんだけど、それは、もう、叶わないのかな。その事実はすごく淋しい。



 私は関ジャニ∞さんがアイドルをやってることに救われてる自覚があるんだけど、本当は、私、彼らに救われたいわけじゃない。彼らに私を救おうなんて、思ってほしくない。私は、彼らに、彼らの人生を生きていってほしいだけなんだ。

 彼らが、この世界のどこかで今日も生きてるって、その事実だけで、もう十分ってぐらい私、もう、救われてる。そんな自覚がある。明日自分が死んでもいいぐらい。だからかな、一昨日家に帰ってきてすぐ母親から脱退の噂を聞いたときよりちゃんと公式から発表があった今の方が落ち着いてる。渋谷さんは“アイドル”を辞める選択をした。きっともう、彼は“なんでも”はやらないんだろうな、と思う。でも、彼らの人生だからね。これは、諦めじゃない。私は、私を肯定してくれた彼らを肯定したいだけなんだ。これから先、何があっても彼らを肯定したい。彼らも、全力で、彼らのことを肯定してほしい。謝らなくていい。振り向かなくていいよ。私に、これからもずっとその背中に向かって大好きを、ありがとうを叫ばせてほしい。彼らが安心して私たちに背中を向けていてくれる限り、私は、この生きづらい世界で生きていけるんだ。

 君に幸せでいてほしいって、私の気持ちは、これからもずっと本当のつもりだよ。

 

 私、ちゃんと好きなものに好きって言えるようになった。その事実が今すごく嬉しい。関ジャニ∞さんが、渋谷すばるさんが、好き。大好き! これからもずーっと大好き! 大好き! 大好き! 大好き! 私はEighterです! 名前をくれてありがとう! 私を、救ってくれて、育ててくれて本当にありがとう! 本当はそれ以上に、言うことなんかないんだと思う。大丈夫。大好きだよ。それだけ。絶対大丈夫。大丈夫だよ。無責任かも知れない。でも、一人ぐらい、この世界で無責任に大丈夫を連呼する人間がいてもいいかもって思ったんだ。私、アイドルのこともジャニーズのことも全然知らないけど、関ジャニ∞さんは私にとって絶対的に大好きな存在なんだ。何かと比べることなんかしたくない。いつかちゃんと、恩返しさせてね。人生を切り売りしてくれる彼らに、私は勝手に、私の人生でもって恩を返します。
 



 今、一昨日とか、ライブDVD観た日の日記とか読み返しながらこの文章打ってるんだけど、本当は、一昨日の夜から今日の朝までずっと、どうしようって思ってた。どうしよう、私の夢、叶わないじゃんって、思ってた。あくまで噂の段階だったからそういうこと考えるのもよくないなとは思いつつもずっと不安で、何度も何度も公式サイトを更新してた。でも、私、今泣いてない。午前中自分の書いた文章とか読み返して、そうだね、って思って気持ちの整理ができたんだと思う。今皆すごく不安だよね、私も不安。渋谷さんのいない関ジャニ∞は、だって、ほんとにイメージできないもん。ずっと「関ジャニ∞」を名乗ってくれるって、思ってた。途中参加の私ですらこうなんだから、私より、もっといろんな思いがいっぱいある人もいること、知ってます。だからこれは浅はかな提案かもしれないけど、その思いを何らかの形で残しておいた方がいいと思う。私はもともと関ジャニ∞さんに関していつかちゃんと書いておきたいなと思ってて、メモもあったから今こうしてブログ書いてるけど、それこそ、Twitterとか日記とかでいい。詩でも、絵でもいい。記録は、案外未来の自分を救ってくれる。それは過去の事実だから。誰かに見せなくってもいい。残しといて。絶対にその事実は、未来の自分を救ってくれるはず。
 私の個人的な話にここまで付き合ってくれてありがとう。いつかしようと思ってた関ジャニ∞さんの話が、こんな形になったのは私自身すごく驚いてるけど、最後にもう一回、言っておくね。大丈夫。大好きだよ。